
基は、もとです。基礎、基本、基盤が大事だという話を書きます。
今回、第1回有機生活楽習宿を実施しました。今までのWWOOFと同じく、参加者には、毎朝、部屋の掃除、食後の後片付けなどをしてもらっています。彼らは、このプログラムの趣旨である「有機生活」について学ぼうと来てくれていると思いますが、私たちは、それ以前のことの方が大切だと考えているからです。よく引き合いに出して恐縮ですが、マクロビオティックに熱心な人たちの中で、どれだけの人が料理の基本を知っているかと思います。どれだけの人が、家庭の料理、だんらん、家族の共有時間を大切にしているのかと思うのです。私にとって、そういった「基本」のほうが、マクロビや健康食の知識よりもはるかに大切なのです。
料理をするなら、料理についての最低限の知識が必要です。それが基礎。料理を何のためにするのか、誰のためにするのか、それが基本です。そして、そういう料理を食べてくれる人を、普段どれだけ大切にしているか、そういう基盤を待つことが必要です。
パーマカルチャーや自然農も同じですね。普段の生活がいい加減であるのに、いくら農業や自給自足を学んでも意味がありません。部屋を片付けたり、掃除をしたりという「基本」をすっ飛ばして、自給自足もエコもないでしょう。世の中のことを学ぶことも大切、精神世界のことを知ることも大切ですが、毎日の生活がおろそかであっては、何の意味もありません。自分の夫婦、家族、そういう「基盤」をおろそかにして、いくら社会で活躍しても、それは危ういものです。
最近、そういった「基礎」「基本」「基盤」をすっ飛ばして、いろいろなこと勉強するのが好きな人が増えてきたように思うので、ちょっと書いてみました。